第62回 愛知杯のデータ

この愛知杯は、元々中京競馬場での名物レースで、かつては父内国産馬限定重賞競走で有名だったのですが、04年から牝馬限定のハンデ戦に変更になって今日に至っています。
ただし、04年、05年はそれまでの6月開催、06年から14年まで12月開催に日程が変わっています。
途中、中京競馬場の大改装に伴い、10年と11年の2年間は小倉競馬場で行われました。
そして12年からは、その大改装された中京競馬場で、距離は同じでもまったく違った馬場での施行ということになりました。
さらに16年から、12月開催だったのが、翌年の1月に日程変更となり、条件的には、今まで3歳以上だったのが、4歳以上に変更、あとの施行条件は変わらずとなっています。
その中、20年は、いろいろな事情から大幅な日程変更が行われ、それに伴いこの愛知杯は小倉競馬場にて行われました。
その後、21年、22年、23年は通常通り中京競馬場で行われましたが、昨年24年は、阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事関連の影響で、施行が変わった為、小倉競馬場開催となりました。
さらに今年はこの3月に日程変更の上に距離も1400mに変更、さらにハンデ戦から別定戦にも変更と、牝馬限定は変わりないですが、よく様変わりするレースとしての名物レースとなりそうですね。
ということで、過去のデータは使えないので、牡牝混合戦ですが、中京1400m芝施行の3勝クラスのトリトンステークスで、同じ特指別定のデータを参考までにあげておきたいと思います。
16年、17年、22年、23年、25年の5年からです。


まず上位3頭の人気の組み合わせと3連単の配当ですが、
16年 5番人気-1番人気-12番人気(3連単の配当 82180円)
17年 2番人気-1番人気-13番人気(3連単の配当 44150円)
22年 8番人気-4番人気-2番人気(3連単の配当 113300円)
23年 1番人気-5番人気-3番人気(3連単の配当 2750円)
25年 5番人気-4番人気-1番人気(3連単の配当 43670円
となっていました。
16年、17年に続けて二桁人気の馬が3着に入っていて、捉えどころのない組み合わせとなっていますが、基本的には、1番人気か2番人気を含む上位5番人気以内の馬、2頭ないし3頭が入っていて、それが基本形になっている感がいたします。


枠番は、
16年 5枠-7枠-1枠
17年 1枠-2枠-2枠
22年 6枠-5枠-7枠
23年 2枠-8枠-6枠
25年 4枠-1枠-7枠
の順で決まっていました。
共通性はないように思われますが、22年を除いて1枠、2枠が目立っている中、17年にクビ差で7枠の馬が来ていましたので、逆に、7枠、8枠の外枠にも目を向けてもいいかも知れませんね。


年齢は、
16年 5歳-6歳-8歳
17年 6歳-4歳-6歳
22年 5歳-5歳-4歳
23年 5歳-5歳-5歳
25年 5歳-5歳-5歳
となっていました。
こちらも共通性はないように見えますが、17年以外では5歳馬が目立っているのがよくわかります。


毛色は
16年 黒鹿毛-鹿毛-黒鹿毛
17年 鹿毛-栗毛-鹿毛
22年 青毛-鹿毛-鹿毛
23年 鹿毛-栗毛-鹿毛
25年 栗毛-栗毛-黒鹿毛
となっていました。
こちらも捉えどころのないですね。


血統での父は、順に、

16年 スウェプトオーヴァーボード(ミスタープロスペクター系)、キングカメハメハ(ミスタープロスペクター系)、フジキセキ(サンデーサイレンス系)
17年 ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)、ステイゴールソ(サンデーサイレンス系)
22年 エイシンフラッシュ(ミスタープロスペクター系)、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)、インヴィンシビルスピリット(ノーザンダンサー系のダンチヒ系)
23年 ルーラーシップ(ミスタープロスペクター系)、マクフィー(ミスタープロスペクター系)、リオンディーズ(ミスタープロスペクター系)
25年 マインドユアビスケッツ(ノーザンダンサー系のヴァイスリージェント系)、イスラボニータ(サンデーサイレンス系)、フランケル(ノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系)
となっています。
年によってばらつきがありますね。


前走の着順は、
16年 6着、2着、4着
17年 4着、1着、11着
22年 13着、3着、1着
23年 2着、6着、6着
25年 7着、2着、2着
となっていました。


以上ですが、難解ですね。
とにもかくにも、3勝クラスと重賞ではやはり違う部分が大きいので何とも言えないところはありますけれども、上記のある程度参考にしながら、今年もああだこうだと考えながらこの難解なレースの予想、がんばっていきたいと思います。

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