新潟競馬場が改装されて、まったく新しい施行となった02年以降の23年、連対馬46頭、3着馬23頭からです。
まず、このレースはハンデ戦として行われていますが、09年までの8年間は、毎年ハンデ重量54kgか55kgのどちらかの馬が必ず1着から3着の中に1頭か2頭入っていました。
それ以降の13年間では、
10年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
11年 「56kg」-「54kg」-「56kg」
12年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
13年 「55g」-「56kg」-「56kg」
14年 「56g」-「55kg」-「56.5kg」
15年 「57kg」-「57kg」-「56kg」
16年 「57kg」-「57.5kg」-「56.5kg」
17年 「55kg-57kg-55kg」
18年 「56.5kg-57kg-55kg」
19年 「54kg-57.5kg-55kg」
20年 「54kg-54kg-54kg」
21年 「55kg-56kg-55kg」
22年 「57.5kd-55kg-54kg」
23年 「59kg-56kg-57kg」
24年 「58kg-56kg-59kg」
と、12年中、10年、12年、15年、16年、23年、24年の5年で、「54kg」、「55kg」のどちらのハンデ重量の馬が入らない年が出ていました。
結局02年以降の23年中では、17年で「54kg」か「55kg」の馬が絡んだということになりました。
確率的には絡む方が高いですが、ここはやっぱりこの二者択一では悩むところですね。
ただ、一昨年から負担重量が全体的にプラス1kg増えていますので、ハンデ重量も影響を受けており、このデータも変わって来ているかも知れません。
一応ですが、昨年までも触れましたけれど、面白いデータとして、18年までその54kgか55kgが上位3頭の中に入った計13年の中では、まだ54kgと55kgの両方の重量が同時に入ったことはありませんでした。(54kgは4年、55kgは9年)
しかし、19年、54kg(1着)、55kg(3着)の両方の重量が3着以内に初めて入りました。
さらに22年でも、55kg(2着)、54kg(3着)も両方の重量が3着以内に入りました。
また詭弁かも知れませんが、10年、12年、15年、16年、23年、24年に56kg以上の重量で占められた時も、結果的に言えば54kgと55kgの重量は同時に入っていませんでしたので、結局、過去23年の間、19年と22年以外の21年で54kgと55kgの重量が両方とも入らなかったということになりますので、今年もまずは、重量54kgの馬か55kgの馬かのどちらかを選ぶか、反対に両方とも切るか、または初めて起こった19年のように両方とも入れるか、それぞれの取捨選択から始めなくてはなりませんね。
それから、参考として、重量55kg、54kgの前走は、連対馬では順に4着、1着、3着、1着、3着、5着、4着、1着、2着、15着、4着、2着、3着、1着、1着、1着、6着、1着で、3着馬では、1着、6着、1着、13着、1着、8着、5着、3着と、26頭中21頭は掲示板に載っていて、残り5頭のうち2頭の前走は二桁着順でした。
蛇足になりますが、上記でも触れましたが、一昨年の23年はプラス1kg負担重量が増えたということで、重量をそれぞれ56kg、55kgとして見てみますと、まずは重量56kgの2番人気セイウンハーデスが2着に入っていました。
さらに昨年24年も重量56kgの3番人気キングズパレスが2着に入っていました。
一応はこの2年とも過去のデータに則っていたことになっています。
ちなみに、セイウンハーデスとキングズパレスの両馬とも前走は1着、掲示板に載っていました
さて、今回の登録馬23頭ですが、そういうことで今年もプラス1kgとして来てみますと、55kgのハンデ重量の馬は5頭、56kgのハンデ重量の馬は8頭となっていますので、今年はデータ以前の問題となっています。
ちなみに、今回の重量55kgの登録馬5頭中2頭、重量56kgの登録馬8頭中6頭、前走掲示板に載っていた馬となっています。
あと、02年から昨年24年までの23年間で、上位3頭を重量54kgの馬が占めた20年以外の22年で、少なくとも1頭、3着以内に入っていたのは、56kg、56.5kg、57kg、57.5kg、59kgと、56kg以上の馬でした。
これは56kg以上で占められた10年、12年、15年、16年、23年、24年も含まれるということになります。
もし、その20年を例外とすれば、56kg以上の馬が少なくとも1頭3着以内に入るということになります。
ただ、昨年から全体的に重量プラス1kg増えていますので、57kg以上の馬が少なくとも1頭、入るということになりますが(23年は57kg、59kg、24年は58kg、59kgの2頭がそれぞれ入っていました)
今回の登録馬で、重量57kg以上の馬は、エピファニー(58.5kg)、サイルーン(57kg)、シリウスコルト(57kg)、ハピ(57kg)、パラレルヴィジョン(58kg)、フライライクバード(57kg)、ボーンディスウェイ(57kg)の7頭が出走しています。
その中で、特に重量「56kg」の馬にも着目しなくてはなりません。
02年以降、03年、05年、07年、16年、17年、18年、19年、20年を除く15年で少なくとも1頭3着以内に絡んでいました。(ただし03年は56kgの出走馬自体がありませんでした)
特に、10年、12年は3頭とも占めていました。
全体的に、02年以降3着以内の69頭では、41頭が重量56kg以上の馬でした。
参考としてその56kg以上の前走の着順を見てみますと、連対馬(28頭)では順に5着、5着、2着、6着、3着、9着、1着、2着、5着、2着、1着、11着、2着、4着、2着、8着、7着、4着、11着、3着、15着、11着、3着、4着、8着、1着、10着、1着となっていました。
3着馬(13頭)では、11着、10着、1着、6着、1着、1着、10着、2着、1着、2着、1着、13着、3着となっていました。
その合計41頭のうち21頭が56kgの馬でしたが、その前走の着順は、1着が7頭、2着が6頭、3着が2頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が1頭、10着(大阪杯)が1頭、11着(大阪杯)が1頭となっています。
その21頭の当日の人気は、1番人気は1頭、2番人気5頭、3番人気5頭、4番人気3頭、5番人気2頭と5番人気以上は16頭占めていました。
あと、6番人気2頭、9番人気1頭、11番人気2頭となっていました。
あと残りの56.5kg以上の3着以内の20頭では、前走1着が2頭、2着が1頭、3着が2頭、4着が2頭、5着、6着、7着が各1頭、8着が2頭、9着が1頭、10着が2頭、11着が3頭、13着が1頭、15着が1頭となっていました。
その当日の人気は、1番人気が3頭、2番人気が2頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、5番人気が3頭、7番人気が2頭、8番人気、9番人気、10馬人気が各1頭、11番人気2頭、12番人気1頭、13番人気が1頭となっています。
あと残り軽ハンデ重量の2頭は、52kg(05年14番人気3着)、51kg(06年15番人気3着)となっています。
続いて1番人気の馬ですが、02年以降23頭中、1着が3頭、2着が3頭と6連対、3着が2頭とそれほど戦績はよくありません。
その連対馬6頭のハンデ重量ですが、55kgが3頭、56kgが2頭、57.5kgが1頭、また3着馬2頭は56.5kg、55kgとなっています。
次に血統ですが、連対馬46頭中20頭、3着馬23頭中9頭が父あるいはBMS(母の父)の片方か両方でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
しかしながら、数字に表れているように、かつては07年に上位3頭とも占めるなど強さを見せていたノーザンダンサー系絡みですが、08年、そして14年、15年、17年には1頭も入らないなど、陰りを見せています。
あとのノーザンダンサー系絡み以外の連対馬残り26頭ですが、そのうち21頭の父がヘイルトゥリーズン系となっています。
その21頭のBMS(母の父)ですが、ネイティブダンサー系が4頭、ヘイルトゥリーズン系が7頭、ナスルーラ系が2頭(ボールドルーラ系、グレイソブリン系)、リボー系、サーゲイロード系、ヒムヤー系が各1頭となっていました。
残る5頭の父は、そのうち4頭がミスタープロスペクター系のキングマンボ系(キングカメハメハ2頭、ルーラーシップ、ワークフォース各1頭)で、BMSはそれぞれナスルーラ系(1頭グレイソブリン系)とサンデーサイレンス系(3頭)となっていました。
あと1頭の父はナスルーラ系(グレイソブリン系)、BMSはワイルドラッシュ(ニアークティック系)となっています。
また3着馬では、全体的に23頭で見てみますと、そのうち16頭(07年から15年と17年、18年、20年、21年、22年、23年、24年)は父、あるいはBMSでヘイルトゥリーズン系が絡み、6頭(02年~06年、08年)は父あるいはBMSでナスルーラー系が絡み(エルカミーノが2回(03年、06年)含む)、16年(ノーザンダンサー系×アリダー系)と19年(ミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系)の2頭は両方絡まない年となっていました
(08年3着馬フィールドベアーは、父がヘイルトゥリーズン系、BMSがナスルーラ系と重なっていました)
それから毎年取り上げていますが、連対馬の前走での1着との着差は、15年2着馬のナカヤマナイト(着差1.5秒)、16年1着馬のパッションダンス(着差6.9秒(ただしダートのG1フェブラリーS、直近の芝のレースでは0.4秒)、17年2着馬マイネルフロスト(着差2.5秒)、18年2着馬ステイインシアトル(着差2.1秒)を除く46頭中42頭は「1秒以下」となっていました。(前走1着馬を含む)
また前々走は、06年の2着馬カンファーベストの天皇賞(春)での1.9秒差、09年2着馬ニホンピロレガーロの阪神大賞典での2.9秒差、14年2着馬マジェスティハーツのオープン特別での1.4秒差、15年2着馬ナカヤマナイトの中山金杯での1.1秒差、16年1着馬のパッションダンスの地方交流試合の川崎記念(ダート戦)での6.8秒差、17年2着馬マイネルフロストの中山金杯での1.3秒差、19年2着のミッキースワローのジャパンCでの1.3秒差、23年2着のセイウンハーデスの菊花賞での5.2秒差を除く46頭中38頭が1秒以下の着差となっていました。
3着馬では、前走は、02年3着馬テンザンセイザ、06年3着馬エルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、18年3着馬ナスノセイカン、20年3着馬プレシャスブルーを除く、23頭中18頭、前々走は、03年と06年3着馬のエルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、09年3着ニホンピロレガーロ、10年3着サンライズベガ、18年3着馬ナスノセイカンを除く、23頭中18頭が、それぞれ着差は1.0秒以下となっていました。
あと毛色では、連対馬は、鹿毛が19頭、黒鹿毛が13頭、栗毛が9頭、青鹿毛が3頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が13頭、黒鹿毛が5頭、栗毛、青鹿毛が各2頭、芦毛が1頭となっています。
さてこのレースの3連単の配当ですが、10年の約2万7千円、11年の約8万円、13年の約2万9千円、14年の約7千5百円、17年の約8万9千円、19年の約6万1千円、21年の約3万1千円の7年を除きますと、3連単が始まった05年から09年までの5年間と12年、15年、16年、18年、20年、22年、23年の計12年の3連単の配当は、10万円以上(そのうち100万以上が1回)とかなり荒れるレースとなっています。
でも、この荒れるか荒れないかの判断予想は難しいところですね。
ともかくも、今年も昨年までと同じく、ハンデ重量、1kg上がって、55kgあるいは56kgの馬の取捨選択、また56kg以上の出走馬からの選択、それから前走、前々走の1着馬との着差、特にこの二つのデータを重視した検討から始め、それに加えて、3連単の配当が10万円以上か10万円以下の取捨選択をしていこうと思います。
第20回 ヴィクトリアマイルのデータ
第1回の06年から24年までの19年間、連対馬38頭、3着馬19頭からです。
まず血統ですが、着順別で見てみます。
1着馬19頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が12頭(フジキセキ、ディープインパクトが各4頭、サンデーサイレンス、スペシャルウィーク、ステイゴールド、キズナが各1頭)、ノーザンダンサー系が3頭(クロフネ2頭、ハービンジャー)、ミスタープロスペクター系が2頭(キングカメハメハ、ロードカナロア)、ロベルト系が2頭(タニノギムレット、エプファネイア)となっていました。
2着馬19頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が13頭(ディープインパクトが6頭、サンデーサイレンス、ロイヤルタッチ、アグネスタキオン、スペシャルウィーク、スズカマンボ、ハーツクライ、キズナが各1頭)、ノーザンダンサー系が4頭(クロフネが3頭、メイショウサムソン)、ロベルト系が1頭(タニノギムレット)、ミスタープロスペクター系が1頭(キングカメハメハ)となっていました。
3着馬19頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が12頭(ディープインパクトが5頭、サンデーサイレンスが2頭、アドマイヤベガ、フジキセキ、スズカマンボ、ステイゴールド、ダイワメジャーが各1頭)、ノーザンダンサー系が2頭(フレンチデピュティ、ハービンジャー)、ロベルト系が1頭(タニノギムレット)、ミスタープロスペクター系が3頭(キングカメハメハ、ドゥラメンテ、ルーラーシップ)、ナスルーラ系も1頭(グレイソブリン系のテレグノシス)となっていました。
この19年間の父の血統をまとめてみますと、1着から3着までの計57頭では、ヘイルトゥリーズン系(ヘイロー系、ロベルト系)が41頭で圧倒的に多く、その内訳は、サンデーサイレンス系が37頭(ディープインパクトが15頭、フジキセキが5頭、サンデーサイレンスが4頭、スペシャルウイーク、スズカマンボ、ステイゴールド、キズナが各2頭、ロイヤルタッチ、アドマイヤベガ、アグネスタキオン、ハーツクライ、ダイワメジャーが各1頭)、ロベルト系のタニノギムレットが3頭、エピファネイアが1頭となっています。
ちなみに、サンデーサイレンス系ですが、一昨年までではその孫産駒の3着以内はまだありませんでしたが、22年に、キズナ産駒のファインルージュが2着に入って、初めて孫の産駒が2着以内に入りました。
翌23年にも、1着にキズナ産駒のソングラインが入り、2頭目のサンデーサイレンスの孫が入りました。
今年の登録馬23頭では、サンデーサイレンスの仔の産駒としては、ハーツクライ産駒のサフィラ、ソーダズリングの2頭、ダイワメジャー産駒のアスコリピチェーノ、ボンドガールの2頭、サンデーサイレンスの孫産駒としては、キタサンブラック産駒のアドマイヤマツリ、クリスマスパレード、ラヴェルの3頭、キズナ産駒のアリスヴェルテ、クイーンズウォーク、タカノエルピーダ、ヒルノローザンヌの4頭、サトノダイヤモンド産駒のシンリョクカ、スワーヴリチャード産駒のスイープフィート、イスラボニータ産駒のビョンドザヴァレー、シルバーステート産駒のマサノカナリアの各1頭が登録しています。
また、ロベルト系では、エピファネイア産駒のステレンボッシュ、モーリス産駒のバウンシーステップの2頭が登録しています。
あと残りの16頭では、ノーザンダンサー系が9頭(クロフネが5頭、ハービンジャーが2頭、メイショウサムソン、フレンチデピュティが各1頭)、ミスタープロスペクター系が6頭(キングカメハメハが3頭、ロードカナロア、ドゥラメンテ、ルーラーシップが各1頭)、ナスルーラ系が1頭(グレイソブリン系のテレグノシス)となっています。
もう少し掘り下げてみますと、特にディープインパクト産駒は、登場した12年以降13年間で、15年と22年と23年以外の10年で少なくとも1頭が3着以内に入っていました。
その内訳は、
12年 7番人気2着 ドナウブルー
3番人気3着 マルセリーナ
13年 1番人気1着 ヴィルシーナ
14年 11番人気1着 ヴィルシーナ
16年 1番人気2着 ミッキークイーン
2番人気3着 ショウナンパンドラ
17年 7番人気3着 ジュールポレール
18年 8番人気1着 ジュールポエール
1番人気3着 レッドアヴァンセ
19年 4番人気2着 プリモシーン
20年 4番人気2着 サウンドキアラ
21年 1番人気1着 グランアレグリア
10番人気2着 ランブリングアレー
5番人気3着 マジックキャッスル
24年 4番人気2着 フィアスプライド
となっています。
ちなみに3着以内に入らなかった15年は2頭出走していましたが、
15年 7番人気8着 ショウナンパンドラ
6番人気10着 スマートレイヤー
22年では4頭出走していましたが、
1番人気12着 レイパパレ
8番人気13着 テルツェット
9番人気15着 デゼル
11番人気17着 マジックキャッセル
23年では1頭出走していましたが、
9番人気10着 ルージュスティリア
となっています。
しかしながら、今年はディープインパクト産駒の登録はありません。
結局、上位3頭ともヘイルトゥリーズン系で占めた年は、18年中、06年~08年、10年、14年、16年、18年、21年の8年となっています。
ちなみに、それぞれの年の、父がヘイルトゥリーズン系の馬の出走馬数を見てみますと
06年では18頭中13頭(そのうちサンデーサイレンスが10頭、その仔が2頭、もう1頭はディアプロ《10着》)
07年も18頭中13頭(そのうちサンデーサイレンスが4頭、その仔が8頭、もう1頭はブライアンズタイム《17着》)
08年では18頭中10頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が8頭、ブラインズタイムが1頭《12着》、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが1頭《2着》)
09年では18頭中10頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が9頭、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが1頭《1着》)
10年では18頭中12頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が10頭、ブライアンズタイムの仔タニボギムレットが1頭《3着》、もう1頭はシンボリクリスエス《13着》)
11年では17頭中6頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
12年では18頭中10頭(サンデーサイレンスの仔が8頭、ブライアンズタイム系が2頭)
13年では18頭中7頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
14年では18頭中12頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
15年では18頭中11頭(サンデーサイレンスの仔が10頭、ブライアンズタイム系が1頭)
16年では18頭中15頭(サンデーサイレンスの仔が14頭、ブライアンズタイム系が1頭)
17年では17頭中13頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
18年では18年中11頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
19年では18頭中12頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
20年では16頭中11頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
21年では16頭中15頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
22年では18頭中15頭(8頭がサンデーサイレンスの仔、5頭がサンデーサイレンスの孫。ロベルト系が2頭)
23年では16頭中9頭(1頭がサンデーサイレンスの仔、5頭がサンデーサイレンスの孫。ロベルト系が3頭)
24年では15頭中8頭(2頭がサンデーサイレンスの仔、4頭がサンデーサイレンスの孫。ロベルト系が2頭)、
となっていました。
年が経つに連れ、さすがにサンデーサイレンスの仔産駒は減っていき、代わりにサンデーサイレンスの孫産駒が出てきていますね。
ともかくもまずはヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系を中心に検討していくのが常套手段のようですね。
今回のヘイルトゥリーズン系の登録馬を見てみますと、23頭中17頭(そのうちサンデーサイレンスの仔産駒が4頭、サンデーサイレンスの孫産駒が11頭、ロベルト系が2頭)となっています。
それから、ヘイルトゥリーズン系以外では、特にノーザンダンサー系のこのレースでの戦績も挙げておきます。
06年では18頭中1頭出走して14番人気で14着(リファール系)
07年では18頭中前述したカワカミプリンセス1頭が出走して1番人気10着(リファール系)
08年では18頭中4頭出走して、それぞれ9番人気6着(ヴァイスリージェント系)、14番人気10着(ヴァイスリージェント系)、17番人気16着(ニジンスキー系)、16番人気17着(ダンチヒ系)
09年では7頭出走して、それぞれ11番人気2着(ヴァイスリージェント系)、7番人気3着(ヴァイスリージェント系)、14番人気7着(リファール系)、2番人気8着(リファール系)、9番人気12着(ヌレイフ系)、16番人気13着(リファール系)、5番人気16着(ヴァイスリージェント系)
10年では18頭中6頭出走して、それぞれ13番人気7着(フェアリーキング系)、9番人気8着(ヴァイスリージェント系)、5番人気9着(ヴァイスリージェント系)、15番人気11着(リファール系)、12番人気15着(ヴァイスリージェント系)、18番人気16着(リファール系)
11年では17頭中3頭出走して、それぞれ12番人気6着(ヴァイスリージェント系)、8番人気8着(フェアリーキング系)、16番人気16着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
12年では18頭中2頭出走して、それぞれ4番人気1着(ヴァイスリージェント系)、15番人気13着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
13年は18頭中6頭出走して、それぞれ12番人気2着(ヴァイスリージェント系)、18番人気7着(ストームバード系)、11番人気8着(フェアリーキング系)、15番人気9着(サドラーズウェルズ系)、13番人気16着(ヴァイスリージェント系)、14番人気17着(リファール系)となっています。
14年は18頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、2番人気4着(ヴァイスリージェント系)、8番人気14着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
15年は18頭中1頭のノーザンダンサー系が出走して、13番人気18着(ヌレイフ系)となっていました。
16年はノーザンダンサー系の出走はありませんでした。
17年は、17頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、11番人気2着(サドラーズウェルズ系)、12番人気8着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
18年は、18頭中3頭のノーザンダンサー系が出走して、3番人気4着(ヴァイスリージェント系)、5番人気7着(サドラーズウェルズ系)、11番人気12着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
19年は、18頭中5頭のノーザンダンサー系が出走して、5番人気1着(ダンチヒ系)、2番人気5着(ヴァイスリージェント系)、8番人気9着(サドラーズウェルズ系)、10番人気12着(サドラーズウェルズ系)、9番人気15着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
20年は、18頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、5番人気3着(ダンチヒ系)、9番人気9着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
21年は、16年に続いて、2回目のノーザンダンサー系の登録馬が1頭も無しとなっていました。
22年は、クロフネ(ヴァイスリージェント系)産駒のソダシが1頭出走して、見事1着となっています。
23年は、16頭中2頭のノーザンダンサー系の馬が出走し、そのうち昨年に続いて同じくクロフネ(ヴァイスリージェント系)産駒のソダシが2着となっています。
24年は、15頭中2頭のノーザンダンサー系の馬が出走し、2番人気8着(ダンチヒ系)、10番人気12着(ダンチヒ系)となっています。
今回は、23頭中、デクラレーションオブウォー(ダンチヒ系)産駒のシランケドの1頭が登録しています。
あと、残りの登録馬5頭ですが、ミスタープロスペクター系のロードカナロア産駒のアルジーヌ、同じくミスタープロスペクター系のドゥラメンテ産駒のシングザットソング、ミアネーロ、同じくミスタープロスペクター系のルーラーシップ産駒のドゥアイズ、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)カリフォルニアクローム産駒のワイドラトゥールとなっています。
また、複数年連続で3着以内に入っていた馬は7頭いました。
その内訳は、
ウォッカ(タニノギムレット産駒) 08年3着、09年1着
ブエナビスタ(スペシャルウィーク産駒) 10年1着、11年2着
ホエールキャプチャー(クロフネ産駒) 12年1着、13年2着
ヴィルシーナ(ディープインパクト産駒) 13年1着、14年1着
ストレイトガール(フジキセキ産駒) 14年3着、15年1着、16年1着
ノームコア(ハービンジャー産駒) 19年1着、20年3着
ソダシ(クロフネ産駒) 22年1着、23年2着
となっています。
しかしながら、今回、登録馬の段階では該当する馬はいません。
次に各年の1着から3着までの人気を見てみますと、
06年「2番人気-3番人気-4番人気」
07年「12番人気-9番人気-8番人気」
08年「5番人気-1番人気-4番人気」
09年「1番人気-11番人気-7番人気」
10年「1番人気-8番人気-11番人気」
11年「2番人気-1番人気-3番人気」
12年「4番人気-7番人気-3番人気」
13年「1番人気-12番人気-5番人気」
14年「11番人気-3番人気-6番人気」
15年「5番人気-12番人気-18番人気」
16年「7番人気-1番人気-2番人気」
17年「6番人気-11番人気-7番人気」
18年「8番人気-1番人気-7番人気」
19年「5番人気-4番人気-11番人気」
20年「1番人気-4番人気-5番人気」
21年「1番人気-10番人気-5番人気」
22年「4番人気-3番人気-6番人気」
23年「4番人気-3番人気-1番人気」
24年「14番人気-4番人気-1番人気」
となっていました。
19年中10年で3着以内に二桁人気の馬が1頭(8年)ないし2頭(1年)入っていたのに対し、5番人気以上の上位人気3頭で決まった年が5年あるなど、荒れるのか荒れないのかの予想はなかなか難しそうですね。
全体的には、07年、12年、15年、17年、19年以外の14年の連対馬で、1番人気、2番人気、3番人気の中から1頭ないし2頭入っていました。
それから、二桁人気の馬ですが、16年と18年を除く17年で4着以内に1頭(15年、24年は2頭)入っていました。(3着以内では、18年中8年)
その内訳は
06年16番人気4着
07年12番人気1着
08年13番人気4着
09年11番人気2着
10年11番人気3着
11年14番人気4着
12年11番人気4着
13年12番人気2着
14年11番人気1着
15年12番人気2着、18番人気3着
17年11番人気2着
19年11番人気3着
20年12番人気4着
21年10番人気2着
22年18番人気4着
23年15番人気4着
24年14番人気1着
24年11番人気4着
となっていました。
11番人気が7頭もいるのが面白いところです。
除いた2年ですが
16年は、二桁人気の最高位は、15番人気ウキヨノカゼの7着
18年は、二桁人気の最高位は、14番人気ワントゥワンの9着
となっています。
次に枠の出目ですが、順に、
06年「1枠-8枠-7枠」
07年「2枠-2枠-8枠」
08年「3枠-5枠-1枠」
09年「3枠-1枠-1枠」
10年「6枠-1枠-5枠」
11年「8枠-7枠-2枠」
12年「6枠-8枠-1枠」
13年「6枠-3枠-1枠」
14年「7枠-2枠-1枠」
15年「3枠-4枠-8枠」
16年「7枠-5枠-7枠」
17年「3枠-5枠-2枠」
18年「2枠-8枠-3枠」
19年「2枠-5枠-2枠」
20年「6枠-8枠-8枠」
21年「3枠-4枠-1枠」
22年「3枠-6枠-4枠」
23年「3枠-8枠-1枠」
24年「5枠-2枠-4枠」
となっていて、16年と20年を除いて1枠から3枠までの内枠から3着以内に、1頭(6年)ないし2頭(8年)、3頭(1頭)入っていました。(16年は1枠が4着に入っています)
また、さらに06年から14年までの9年連続と17年、18年、19年、21年、24年に1枠か2枠が3着以内に入り、そのうち14年では「1枠と2枠」両方が3着以内に入りました。
1枠、2枠が入らなかった15年は2枠が4着、16年は1枠が4着、22年は1枠が5着にそれぞれ入っています。(20年は、2枠の6着が最高位でした)
とりあえずは、「1枠」「2枠」に入った馬の検討から始めるのがセオリーのようですね。
また、11年、12年、16年を除いて1枠から3枠までの内枠が片方か両方連に絡み、また、前半の4年間と15年、17年、18年、19年、21年、22年、23年の計11年の1着馬は3枠から内枠、それ以外の7年の1着馬は6枠から外枠となっていました。(昨年24年の1着馬は5枠でした)
それから毛色ですが、同じく順に、
06年「青鹿毛-鹿毛-栗毛」
07年「栃栗毛-鹿毛-栃栗毛」
08年「鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
09年「鹿毛-芦毛-栗毛」
10年「黒鹿毛-栗毛-鹿毛」
11年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
12年「芦毛-鹿毛-鹿毛」
13年「青毛-芦毛-鹿毛」
14年「青毛-鹿毛-鹿毛」
15年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
16年「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
17年「青鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
18年「鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
19年「芦毛-青鹿毛-黒鹿毛」
20年「鹿毛-鹿毛-芦毛」
21年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
22年「白毛-鹿毛-鹿毛」
23年「青鹿毛-白毛-黒鹿毛」
24年「栗毛-青鹿毛-黒鹿毛」
となっていました。
トータルで見てみますと、連対馬38頭では、鹿毛が16頭と最も多く、続いて黒鹿毛が6頭、青鹿毛が5頭、芦毛が4頭、青毛と白毛と栗毛が各2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
3着馬19頭では、鹿毛が10頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が2頭、栃栗毛と芦毛が各1頭となっています。
19年と23年と24年を除けば、毎年少なくとも1頭、鹿毛馬が3着以内に入っていて、10年以降18年まで9年連続鹿毛馬が3着に入っています。
年齢も見てみますと、同じく順に、
06年「5歳-4歳-4歳」
07年「4歳-4歳-5歳」
08年「4歳-4歳-5歳」
09年「5歳-4歳-6歳」
10年「4歳-4歳-6歳」
11年「4歳-5歳-4歳」
12年「4歳-4歳-4歳」
13年「4歳-5歳-5歳」
14年「5歳-4歳-5歳」
15年「6歳-6歳-5歳」
16年「7歳-4歳-5歳」
17年「4歳-4歳-4歳」
18年「5歳-4歳-5歳」
19年「4歳-4歳-6歳」
20年「5歳-5歳-5歳」
21年「5歳-5歳-4歳」
22年「4歳-4歳-5歳」
23年「5歳-5歳-4歳」
24年「6歳-6歳-4歳」
となっていて、15年と20年と21年と23年と24年を除いて4歳馬が、片方か両方連に絡んでいて、4歳馬の活躍が特に目立っています。(15年は4着、20年は5着、21年、23年、24年は3着がそれぞれ4歳馬)
今回の登録馬23頭中では13頭の4歳馬が登録しています。
次に臨戦過程ですが、この19年間の連対馬と3着馬の計57頭のうち、
08年2着、09年1着のウオッカと、10年1着と11年2着のブエナビスタの2頭(のべ4頭、それぞれ前走外国(ドバイ))と23年1着のソングライン(前走海外のサウジアラビア)の計のべ5頭を除く計52頭の前走は、
阪神牝馬Sが20頭
中山牝馬Sが7頭
大阪杯が5頭
高松宮記念、福島牝馬Sが各4頭
マイラーズC、ダービー卿Cが各3頭
有馬記念、フェブラリーS、マイルCS、京都牝馬S、東京新聞杯、準オープン特別が各1頭となっていました。
そのそれぞれの人気と着順の内訳は、
阪神牝馬Sの20頭では、2番人気2着、2番人気8着、5番人気1着、1番人気2着、3番人気13着、2番人気2着、6番人気14着、5番人気11着、3番人気9着、1番人気2着、3番人気2着、4番人気3着、5番人気5着、1番人気3着、11番人気2着、6番人気5着、2番人気1着、2番人気2着、9番人気6着、1番人気1着
中山牝馬S7頭では、4番人気1着、10番人気1着、2番人気5着、4番人気11着、1番人気7着、7番人気1着、1番人気9着
大阪杯5頭では、4番人気6着、3番人気7着、4番人気3着、2番人気4着、1番人気2着
高松宮記念4頭では、1番人気3着、1番人気13着、8番人気15着、1番人気6着
福島牝馬S4頭では、7番人気1着、3番人気2着、14番人気5着、8番人気4着
マイラーズC3頭では、2番人気2着、4番人気3着、4番人気4着
ダービー卿C3頭では、9番人気2着、6番人気6着、3番人気2着
有馬記念では、1番人気9着
フェブラリーSでは、4番人気3着
マイルCSでは、2番人気3着
京都牝馬Sでは、9番人気1着
東京新聞杯では、1番人気2着
準オープン特別1頭では、10番人気1着となっています。
それから1番人気の馬ですが、順に9着、10着、2着、1着、1着、2着、5着、1着、8着、6着、2着、7着、2着、4着、1着、1着、12着、3着、3着となっていました。
この連対をはずした10頭、まず9着馬はミスタープロスペクター系エンドスィープ産駒のラインクラフト、10着馬はノーザンダンサー系キングヘイロー産駒のカワカミプリンセス、5着馬はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ産駒のアパパネ、8着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒スマートレイアー、6着馬はヘイルトゥリーズン系ハーツクライ産駒のヌーヴォレコルト、7着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒のミッキークイーン、4着馬はヘイルトゥリーズン系オルフェーヴル産駒のラッキーライラック、12着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒のレイパパレ、3着馬はミスタープロスペクター系ドゥラメンテ産駒のスターズオンアース、同じく続く3着馬はミスタープロスペクター系ルーラーシップ産駒マスクトディーヴァとなっていました。
対して連対した9頭は、そのうち8頭がヘイルトゥリーズン系、1頭がミスタープロスペクター系のロードカナロア産駒(アーモンドアイ)となっていました。
その連対した9頭中4頭は、ウオッカとブエナビスタがそれぞれ2回ずつ連対したもので、延べの頭数としては、その辺り後押しするデータとしては何とも言えないものがあります。
また、連対をはずした9頭の中の4頭のヘイルトゥリーズン系産駒ですが、スマートレイアーは、直線スムーズさを欠いての消化不良のレース、ヌーヴォレコルトは久々のマイルに戸惑ったような感じであったこと、ミッキークイーンは、位置取り、コース取りに問題があったようで、ラッキーライラックはゴール前、馬群から一気に伸びて先頭までは来たものの、ゴール寸前一緒に伸びて来た馬と接戦になり惜しくも4着、レイパパレはスタート直後、馬が前のめりになって騎手がバランスを崩し、何とか持ちこたえたものの最後まで尾を引いたことによるものだと思われます。
ラッキーライラックを除けば、結果的にそれぞれレースそのものに対応ができなかったことに敗因があったようです。
以上ですが、昨年は、単勝万馬券の15頭中14番人気のテンハッピーローズが勝って、3連単の配当が91万円台と荒れました。
過去にも3連単の配当が、07年に220万円台、13年に19万円台、14年に40万円台、15年には2千万円超えの配当、17年に90万円台とたびたび大荒れが出るなど、10万円超え馬券が昨年まで計6回出ています。
反面、平穏に決まった年も結構あって、荒れるのか荒れないのかなかなかつかみづらいレースでもあります。
その中、今年の登録馬も目移りする馬が揃っていて、さらに悩みそうです。
とりあえず、上記で挙げたデータで挙げた、18年中16年で4着以内に絡んでいる二桁人気の馬の検討、それと、上記にも書きました通り、「1枠」「2枠」の馬の取捨選択も同時に必要かと思います。
とにもかくにも、今年も難解そうですが、上記のデータを丁寧になぞらえながらしっかり検討して、結論を出していこうと思います。
まず血統ですが、着順別で見てみます。
1着馬19頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が12頭(フジキセキ、ディープインパクトが各4頭、サンデーサイレンス、スペシャルウィーク、ステイゴールド、キズナが各1頭)、ノーザンダンサー系が3頭(クロフネ2頭、ハービンジャー)、ミスタープロスペクター系が2頭(キングカメハメハ、ロードカナロア)、ロベルト系が2頭(タニノギムレット、エプファネイア)となっていました。
2着馬19頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が13頭(ディープインパクトが6頭、サンデーサイレンス、ロイヤルタッチ、アグネスタキオン、スペシャルウィーク、スズカマンボ、ハーツクライ、キズナが各1頭)、ノーザンダンサー系が4頭(クロフネが3頭、メイショウサムソン)、ロベルト系が1頭(タニノギムレット)、ミスタープロスペクター系が1頭(キングカメハメハ)となっていました。
3着馬19頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が12頭(ディープインパクトが5頭、サンデーサイレンスが2頭、アドマイヤベガ、フジキセキ、スズカマンボ、ステイゴールド、ダイワメジャーが各1頭)、ノーザンダンサー系が2頭(フレンチデピュティ、ハービンジャー)、ロベルト系が1頭(タニノギムレット)、ミスタープロスペクター系が3頭(キングカメハメハ、ドゥラメンテ、ルーラーシップ)、ナスルーラ系も1頭(グレイソブリン系のテレグノシス)となっていました。
この19年間の父の血統をまとめてみますと、1着から3着までの計57頭では、ヘイルトゥリーズン系(ヘイロー系、ロベルト系)が41頭で圧倒的に多く、その内訳は、サンデーサイレンス系が37頭(ディープインパクトが15頭、フジキセキが5頭、サンデーサイレンスが4頭、スペシャルウイーク、スズカマンボ、ステイゴールド、キズナが各2頭、ロイヤルタッチ、アドマイヤベガ、アグネスタキオン、ハーツクライ、ダイワメジャーが各1頭)、ロベルト系のタニノギムレットが3頭、エピファネイアが1頭となっています。
ちなみに、サンデーサイレンス系ですが、一昨年までではその孫産駒の3着以内はまだありませんでしたが、22年に、キズナ産駒のファインルージュが2着に入って、初めて孫の産駒が2着以内に入りました。
翌23年にも、1着にキズナ産駒のソングラインが入り、2頭目のサンデーサイレンスの孫が入りました。
今年の登録馬23頭では、サンデーサイレンスの仔の産駒としては、ハーツクライ産駒のサフィラ、ソーダズリングの2頭、ダイワメジャー産駒のアスコリピチェーノ、ボンドガールの2頭、サンデーサイレンスの孫産駒としては、キタサンブラック産駒のアドマイヤマツリ、クリスマスパレード、ラヴェルの3頭、キズナ産駒のアリスヴェルテ、クイーンズウォーク、タカノエルピーダ、ヒルノローザンヌの4頭、サトノダイヤモンド産駒のシンリョクカ、スワーヴリチャード産駒のスイープフィート、イスラボニータ産駒のビョンドザヴァレー、シルバーステート産駒のマサノカナリアの各1頭が登録しています。
また、ロベルト系では、エピファネイア産駒のステレンボッシュ、モーリス産駒のバウンシーステップの2頭が登録しています。
あと残りの16頭では、ノーザンダンサー系が9頭(クロフネが5頭、ハービンジャーが2頭、メイショウサムソン、フレンチデピュティが各1頭)、ミスタープロスペクター系が6頭(キングカメハメハが3頭、ロードカナロア、ドゥラメンテ、ルーラーシップが各1頭)、ナスルーラ系が1頭(グレイソブリン系のテレグノシス)となっています。
もう少し掘り下げてみますと、特にディープインパクト産駒は、登場した12年以降13年間で、15年と22年と23年以外の10年で少なくとも1頭が3着以内に入っていました。
その内訳は、
12年 7番人気2着 ドナウブルー
3番人気3着 マルセリーナ
13年 1番人気1着 ヴィルシーナ
14年 11番人気1着 ヴィルシーナ
16年 1番人気2着 ミッキークイーン
2番人気3着 ショウナンパンドラ
17年 7番人気3着 ジュールポレール
18年 8番人気1着 ジュールポエール
1番人気3着 レッドアヴァンセ
19年 4番人気2着 プリモシーン
20年 4番人気2着 サウンドキアラ
21年 1番人気1着 グランアレグリア
10番人気2着 ランブリングアレー
5番人気3着 マジックキャッスル
24年 4番人気2着 フィアスプライド
となっています。
ちなみに3着以内に入らなかった15年は2頭出走していましたが、
15年 7番人気8着 ショウナンパンドラ
6番人気10着 スマートレイヤー
22年では4頭出走していましたが、
1番人気12着 レイパパレ
8番人気13着 テルツェット
9番人気15着 デゼル
11番人気17着 マジックキャッセル
23年では1頭出走していましたが、
9番人気10着 ルージュスティリア
となっています。
しかしながら、今年はディープインパクト産駒の登録はありません。
結局、上位3頭ともヘイルトゥリーズン系で占めた年は、18年中、06年~08年、10年、14年、16年、18年、21年の8年となっています。
ちなみに、それぞれの年の、父がヘイルトゥリーズン系の馬の出走馬数を見てみますと
06年では18頭中13頭(そのうちサンデーサイレンスが10頭、その仔が2頭、もう1頭はディアプロ《10着》)
07年も18頭中13頭(そのうちサンデーサイレンスが4頭、その仔が8頭、もう1頭はブライアンズタイム《17着》)
08年では18頭中10頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が8頭、ブラインズタイムが1頭《12着》、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが1頭《2着》)
09年では18頭中10頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が9頭、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが1頭《1着》)
10年では18頭中12頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が10頭、ブライアンズタイムの仔タニボギムレットが1頭《3着》、もう1頭はシンボリクリスエス《13着》)
11年では17頭中6頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
12年では18頭中10頭(サンデーサイレンスの仔が8頭、ブライアンズタイム系が2頭)
13年では18頭中7頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
14年では18頭中12頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
15年では18頭中11頭(サンデーサイレンスの仔が10頭、ブライアンズタイム系が1頭)
16年では18頭中15頭(サンデーサイレンスの仔が14頭、ブライアンズタイム系が1頭)
17年では17頭中13頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
18年では18年中11頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
19年では18頭中12頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
20年では16頭中11頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
21年では16頭中15頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
22年では18頭中15頭(8頭がサンデーサイレンスの仔、5頭がサンデーサイレンスの孫。ロベルト系が2頭)
23年では16頭中9頭(1頭がサンデーサイレンスの仔、5頭がサンデーサイレンスの孫。ロベルト系が3頭)
24年では15頭中8頭(2頭がサンデーサイレンスの仔、4頭がサンデーサイレンスの孫。ロベルト系が2頭)、
となっていました。
年が経つに連れ、さすがにサンデーサイレンスの仔産駒は減っていき、代わりにサンデーサイレンスの孫産駒が出てきていますね。
ともかくもまずはヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系を中心に検討していくのが常套手段のようですね。
今回のヘイルトゥリーズン系の登録馬を見てみますと、23頭中17頭(そのうちサンデーサイレンスの仔産駒が4頭、サンデーサイレンスの孫産駒が11頭、ロベルト系が2頭)となっています。
それから、ヘイルトゥリーズン系以外では、特にノーザンダンサー系のこのレースでの戦績も挙げておきます。
06年では18頭中1頭出走して14番人気で14着(リファール系)
07年では18頭中前述したカワカミプリンセス1頭が出走して1番人気10着(リファール系)
08年では18頭中4頭出走して、それぞれ9番人気6着(ヴァイスリージェント系)、14番人気10着(ヴァイスリージェント系)、17番人気16着(ニジンスキー系)、16番人気17着(ダンチヒ系)
09年では7頭出走して、それぞれ11番人気2着(ヴァイスリージェント系)、7番人気3着(ヴァイスリージェント系)、14番人気7着(リファール系)、2番人気8着(リファール系)、9番人気12着(ヌレイフ系)、16番人気13着(リファール系)、5番人気16着(ヴァイスリージェント系)
10年では18頭中6頭出走して、それぞれ13番人気7着(フェアリーキング系)、9番人気8着(ヴァイスリージェント系)、5番人気9着(ヴァイスリージェント系)、15番人気11着(リファール系)、12番人気15着(ヴァイスリージェント系)、18番人気16着(リファール系)
11年では17頭中3頭出走して、それぞれ12番人気6着(ヴァイスリージェント系)、8番人気8着(フェアリーキング系)、16番人気16着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
12年では18頭中2頭出走して、それぞれ4番人気1着(ヴァイスリージェント系)、15番人気13着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
13年は18頭中6頭出走して、それぞれ12番人気2着(ヴァイスリージェント系)、18番人気7着(ストームバード系)、11番人気8着(フェアリーキング系)、15番人気9着(サドラーズウェルズ系)、13番人気16着(ヴァイスリージェント系)、14番人気17着(リファール系)となっています。
14年は18頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、2番人気4着(ヴァイスリージェント系)、8番人気14着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
15年は18頭中1頭のノーザンダンサー系が出走して、13番人気18着(ヌレイフ系)となっていました。
16年はノーザンダンサー系の出走はありませんでした。
17年は、17頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、11番人気2着(サドラーズウェルズ系)、12番人気8着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
18年は、18頭中3頭のノーザンダンサー系が出走して、3番人気4着(ヴァイスリージェント系)、5番人気7着(サドラーズウェルズ系)、11番人気12着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
19年は、18頭中5頭のノーザンダンサー系が出走して、5番人気1着(ダンチヒ系)、2番人気5着(ヴァイスリージェント系)、8番人気9着(サドラーズウェルズ系)、10番人気12着(サドラーズウェルズ系)、9番人気15着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
20年は、18頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、5番人気3着(ダンチヒ系)、9番人気9着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
21年は、16年に続いて、2回目のノーザンダンサー系の登録馬が1頭も無しとなっていました。
22年は、クロフネ(ヴァイスリージェント系)産駒のソダシが1頭出走して、見事1着となっています。
23年は、16頭中2頭のノーザンダンサー系の馬が出走し、そのうち昨年に続いて同じくクロフネ(ヴァイスリージェント系)産駒のソダシが2着となっています。
24年は、15頭中2頭のノーザンダンサー系の馬が出走し、2番人気8着(ダンチヒ系)、10番人気12着(ダンチヒ系)となっています。
今回は、23頭中、デクラレーションオブウォー(ダンチヒ系)産駒のシランケドの1頭が登録しています。
あと、残りの登録馬5頭ですが、ミスタープロスペクター系のロードカナロア産駒のアルジーヌ、同じくミスタープロスペクター系のドゥラメンテ産駒のシングザットソング、ミアネーロ、同じくミスタープロスペクター系のルーラーシップ産駒のドゥアイズ、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)カリフォルニアクローム産駒のワイドラトゥールとなっています。
また、複数年連続で3着以内に入っていた馬は7頭いました。
その内訳は、
ウォッカ(タニノギムレット産駒) 08年3着、09年1着
ブエナビスタ(スペシャルウィーク産駒) 10年1着、11年2着
ホエールキャプチャー(クロフネ産駒) 12年1着、13年2着
ヴィルシーナ(ディープインパクト産駒) 13年1着、14年1着
ストレイトガール(フジキセキ産駒) 14年3着、15年1着、16年1着
ノームコア(ハービンジャー産駒) 19年1着、20年3着
ソダシ(クロフネ産駒) 22年1着、23年2着
となっています。
しかしながら、今回、登録馬の段階では該当する馬はいません。
次に各年の1着から3着までの人気を見てみますと、
06年「2番人気-3番人気-4番人気」
07年「12番人気-9番人気-8番人気」
08年「5番人気-1番人気-4番人気」
09年「1番人気-11番人気-7番人気」
10年「1番人気-8番人気-11番人気」
11年「2番人気-1番人気-3番人気」
12年「4番人気-7番人気-3番人気」
13年「1番人気-12番人気-5番人気」
14年「11番人気-3番人気-6番人気」
15年「5番人気-12番人気-18番人気」
16年「7番人気-1番人気-2番人気」
17年「6番人気-11番人気-7番人気」
18年「8番人気-1番人気-7番人気」
19年「5番人気-4番人気-11番人気」
20年「1番人気-4番人気-5番人気」
21年「1番人気-10番人気-5番人気」
22年「4番人気-3番人気-6番人気」
23年「4番人気-3番人気-1番人気」
24年「14番人気-4番人気-1番人気」
となっていました。
19年中10年で3着以内に二桁人気の馬が1頭(8年)ないし2頭(1年)入っていたのに対し、5番人気以上の上位人気3頭で決まった年が5年あるなど、荒れるのか荒れないのかの予想はなかなか難しそうですね。
全体的には、07年、12年、15年、17年、19年以外の14年の連対馬で、1番人気、2番人気、3番人気の中から1頭ないし2頭入っていました。
それから、二桁人気の馬ですが、16年と18年を除く17年で4着以内に1頭(15年、24年は2頭)入っていました。(3着以内では、18年中8年)
その内訳は
06年16番人気4着
07年12番人気1着
08年13番人気4着
09年11番人気2着
10年11番人気3着
11年14番人気4着
12年11番人気4着
13年12番人気2着
14年11番人気1着
15年12番人気2着、18番人気3着
17年11番人気2着
19年11番人気3着
20年12番人気4着
21年10番人気2着
22年18番人気4着
23年15番人気4着
24年14番人気1着
24年11番人気4着
となっていました。
11番人気が7頭もいるのが面白いところです。
除いた2年ですが
16年は、二桁人気の最高位は、15番人気ウキヨノカゼの7着
18年は、二桁人気の最高位は、14番人気ワントゥワンの9着
となっています。
次に枠の出目ですが、順に、
06年「1枠-8枠-7枠」
07年「2枠-2枠-8枠」
08年「3枠-5枠-1枠」
09年「3枠-1枠-1枠」
10年「6枠-1枠-5枠」
11年「8枠-7枠-2枠」
12年「6枠-8枠-1枠」
13年「6枠-3枠-1枠」
14年「7枠-2枠-1枠」
15年「3枠-4枠-8枠」
16年「7枠-5枠-7枠」
17年「3枠-5枠-2枠」
18年「2枠-8枠-3枠」
19年「2枠-5枠-2枠」
20年「6枠-8枠-8枠」
21年「3枠-4枠-1枠」
22年「3枠-6枠-4枠」
23年「3枠-8枠-1枠」
24年「5枠-2枠-4枠」
となっていて、16年と20年を除いて1枠から3枠までの内枠から3着以内に、1頭(6年)ないし2頭(8年)、3頭(1頭)入っていました。(16年は1枠が4着に入っています)
また、さらに06年から14年までの9年連続と17年、18年、19年、21年、24年に1枠か2枠が3着以内に入り、そのうち14年では「1枠と2枠」両方が3着以内に入りました。
1枠、2枠が入らなかった15年は2枠が4着、16年は1枠が4着、22年は1枠が5着にそれぞれ入っています。(20年は、2枠の6着が最高位でした)
とりあえずは、「1枠」「2枠」に入った馬の検討から始めるのがセオリーのようですね。
また、11年、12年、16年を除いて1枠から3枠までの内枠が片方か両方連に絡み、また、前半の4年間と15年、17年、18年、19年、21年、22年、23年の計11年の1着馬は3枠から内枠、それ以外の7年の1着馬は6枠から外枠となっていました。(昨年24年の1着馬は5枠でした)
それから毛色ですが、同じく順に、
06年「青鹿毛-鹿毛-栗毛」
07年「栃栗毛-鹿毛-栃栗毛」
08年「鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
09年「鹿毛-芦毛-栗毛」
10年「黒鹿毛-栗毛-鹿毛」
11年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
12年「芦毛-鹿毛-鹿毛」
13年「青毛-芦毛-鹿毛」
14年「青毛-鹿毛-鹿毛」
15年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
16年「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
17年「青鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
18年「鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
19年「芦毛-青鹿毛-黒鹿毛」
20年「鹿毛-鹿毛-芦毛」
21年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
22年「白毛-鹿毛-鹿毛」
23年「青鹿毛-白毛-黒鹿毛」
24年「栗毛-青鹿毛-黒鹿毛」
となっていました。
トータルで見てみますと、連対馬38頭では、鹿毛が16頭と最も多く、続いて黒鹿毛が6頭、青鹿毛が5頭、芦毛が4頭、青毛と白毛と栗毛が各2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
3着馬19頭では、鹿毛が10頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が2頭、栃栗毛と芦毛が各1頭となっています。
19年と23年と24年を除けば、毎年少なくとも1頭、鹿毛馬が3着以内に入っていて、10年以降18年まで9年連続鹿毛馬が3着に入っています。
年齢も見てみますと、同じく順に、
06年「5歳-4歳-4歳」
07年「4歳-4歳-5歳」
08年「4歳-4歳-5歳」
09年「5歳-4歳-6歳」
10年「4歳-4歳-6歳」
11年「4歳-5歳-4歳」
12年「4歳-4歳-4歳」
13年「4歳-5歳-5歳」
14年「5歳-4歳-5歳」
15年「6歳-6歳-5歳」
16年「7歳-4歳-5歳」
17年「4歳-4歳-4歳」
18年「5歳-4歳-5歳」
19年「4歳-4歳-6歳」
20年「5歳-5歳-5歳」
21年「5歳-5歳-4歳」
22年「4歳-4歳-5歳」
23年「5歳-5歳-4歳」
24年「6歳-6歳-4歳」
となっていて、15年と20年と21年と23年と24年を除いて4歳馬が、片方か両方連に絡んでいて、4歳馬の活躍が特に目立っています。(15年は4着、20年は5着、21年、23年、24年は3着がそれぞれ4歳馬)
今回の登録馬23頭中では13頭の4歳馬が登録しています。
次に臨戦過程ですが、この19年間の連対馬と3着馬の計57頭のうち、
08年2着、09年1着のウオッカと、10年1着と11年2着のブエナビスタの2頭(のべ4頭、それぞれ前走外国(ドバイ))と23年1着のソングライン(前走海外のサウジアラビア)の計のべ5頭を除く計52頭の前走は、
阪神牝馬Sが20頭
中山牝馬Sが7頭
大阪杯が5頭
高松宮記念、福島牝馬Sが各4頭
マイラーズC、ダービー卿Cが各3頭
有馬記念、フェブラリーS、マイルCS、京都牝馬S、東京新聞杯、準オープン特別が各1頭となっていました。
そのそれぞれの人気と着順の内訳は、
阪神牝馬Sの20頭では、2番人気2着、2番人気8着、5番人気1着、1番人気2着、3番人気13着、2番人気2着、6番人気14着、5番人気11着、3番人気9着、1番人気2着、3番人気2着、4番人気3着、5番人気5着、1番人気3着、11番人気2着、6番人気5着、2番人気1着、2番人気2着、9番人気6着、1番人気1着
中山牝馬S7頭では、4番人気1着、10番人気1着、2番人気5着、4番人気11着、1番人気7着、7番人気1着、1番人気9着
大阪杯5頭では、4番人気6着、3番人気7着、4番人気3着、2番人気4着、1番人気2着
高松宮記念4頭では、1番人気3着、1番人気13着、8番人気15着、1番人気6着
福島牝馬S4頭では、7番人気1着、3番人気2着、14番人気5着、8番人気4着
マイラーズC3頭では、2番人気2着、4番人気3着、4番人気4着
ダービー卿C3頭では、9番人気2着、6番人気6着、3番人気2着
有馬記念では、1番人気9着
フェブラリーSでは、4番人気3着
マイルCSでは、2番人気3着
京都牝馬Sでは、9番人気1着
東京新聞杯では、1番人気2着
準オープン特別1頭では、10番人気1着となっています。
それから1番人気の馬ですが、順に9着、10着、2着、1着、1着、2着、5着、1着、8着、6着、2着、7着、2着、4着、1着、1着、12着、3着、3着となっていました。
この連対をはずした10頭、まず9着馬はミスタープロスペクター系エンドスィープ産駒のラインクラフト、10着馬はノーザンダンサー系キングヘイロー産駒のカワカミプリンセス、5着馬はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ産駒のアパパネ、8着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒スマートレイアー、6着馬はヘイルトゥリーズン系ハーツクライ産駒のヌーヴォレコルト、7着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒のミッキークイーン、4着馬はヘイルトゥリーズン系オルフェーヴル産駒のラッキーライラック、12着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒のレイパパレ、3着馬はミスタープロスペクター系ドゥラメンテ産駒のスターズオンアース、同じく続く3着馬はミスタープロスペクター系ルーラーシップ産駒マスクトディーヴァとなっていました。
対して連対した9頭は、そのうち8頭がヘイルトゥリーズン系、1頭がミスタープロスペクター系のロードカナロア産駒(アーモンドアイ)となっていました。
その連対した9頭中4頭は、ウオッカとブエナビスタがそれぞれ2回ずつ連対したもので、延べの頭数としては、その辺り後押しするデータとしては何とも言えないものがあります。
また、連対をはずした9頭の中の4頭のヘイルトゥリーズン系産駒ですが、スマートレイアーは、直線スムーズさを欠いての消化不良のレース、ヌーヴォレコルトは久々のマイルに戸惑ったような感じであったこと、ミッキークイーンは、位置取り、コース取りに問題があったようで、ラッキーライラックはゴール前、馬群から一気に伸びて先頭までは来たものの、ゴール寸前一緒に伸びて来た馬と接戦になり惜しくも4着、レイパパレはスタート直後、馬が前のめりになって騎手がバランスを崩し、何とか持ちこたえたものの最後まで尾を引いたことによるものだと思われます。
ラッキーライラックを除けば、結果的にそれぞれレースそのものに対応ができなかったことに敗因があったようです。
以上ですが、昨年は、単勝万馬券の15頭中14番人気のテンハッピーローズが勝って、3連単の配当が91万円台と荒れました。
過去にも3連単の配当が、07年に220万円台、13年に19万円台、14年に40万円台、15年には2千万円超えの配当、17年に90万円台とたびたび大荒れが出るなど、10万円超え馬券が昨年まで計6回出ています。
反面、平穏に決まった年も結構あって、荒れるのか荒れないのかなかなかつかみづらいレースでもあります。
その中、今年の登録馬も目移りする馬が揃っていて、さらに悩みそうです。
とりあえず、上記で挙げたデータで挙げた、18年中16年で4着以内に絡んでいる二桁人気の馬の検討、それと、上記にも書きました通り、「1枠」「2枠」の馬の取捨選択も同時に必要かと思います。
とにもかくにも、今年も難解そうですが、上記のデータを丁寧になぞらえながらしっかり検討して、結論を出していこうと思います。
今日の単勝1点勝負(5/11)の結果
新潟9R ゆきつばき賞
◎11 インターポーザー 2番人気3着
京都9R 烏丸ステークス
◎ 7 シェイクユアハート 3番人気3着
東京9R 日吉特別
◎12 タイセイアディクト 1番人気2着
新潟10R 五泉特別
◎ 8 メイショウリリー 2番人気8着
京都10R 橘ステークス
◎ 7 マテンロウサン 2番人気3着
東京10R メトロポリタンステークス
◎ 7 ワイドエンペラー 4番人気10着
新潟11R 谷川岳ステークス
◎12 タマモブラックタイ 5番人気7着
京都11R 平城京ステークス
◎ 7 ジューンアヲニヨシ 1番人気3着
東京11R NHKマイルカップ
◎ 1 モンドデラモーレ 6番人気4着
東京12R 立夏ステークス
◎14 ウェットシーズン 3番人気1着 580円
1勝で、100円換算にして、1000円投資の580円の回収、トータルはマイナスでした。
また、がんばります。
◎11 インターポーザー 2番人気3着
京都9R 烏丸ステークス
◎ 7 シェイクユアハート 3番人気3着
東京9R 日吉特別
◎12 タイセイアディクト 1番人気2着
新潟10R 五泉特別
◎ 8 メイショウリリー 2番人気8着
京都10R 橘ステークス
◎ 7 マテンロウサン 2番人気3着
東京10R メトロポリタンステークス
◎ 7 ワイドエンペラー 4番人気10着
新潟11R 谷川岳ステークス
◎12 タマモブラックタイ 5番人気7着
京都11R 平城京ステークス
◎ 7 ジューンアヲニヨシ 1番人気3着
東京11R NHKマイルカップ
◎ 1 モンドデラモーレ 6番人気4着
東京12R 立夏ステークス
◎14 ウェットシーズン 3番人気1着 580円
1勝で、100円換算にして、1000円投資の580円の回収、トータルはマイナスでした。
また、がんばります。